ナチュラルクリーニング, 心身ともに健康に

柔軟剤はいらない&使わない方法~本当は使いたくない人が多い~

柔軟剤は、なぜか使うことが当然のように思っている方も多いと思われます。しかし、柔軟剤の歴史はとても浅く、衣類を柔軟に仕上げるためとしつつもイマイチ効果も実感できず、今は香りをつけることを目的かのような宣伝が多いと感じます。

また、汗の匂いや生乾き臭を抑える柔軟剤も数多くありますが、やはり強い香り刺激で体調を崩す・・・という声も多くなっています。

シーズンによっては、花粉がつきにくい、PM2.5対策に、という商品まで店頭に並びますが、そもそも香料等により花粉症などアレルギー症状をより強く引き起こしてしまいます。(アジュバント効果

そして何よりも、主成分である陽イオン界面活性剤が皮膚トラブルを起こしやすいのです。お肌のために、ふわふわ衣類に仕上げるつもりでも、それはテレビCMの影響を受けているだけなのかもしれません。 “柔軟剤はいらない&使わない方法~本当は使いたくない人が多い~” の続きを読む

心身ともに健康に

臭気判定士と「香害」≪消臭・除菌ビジネス≫に注意!警鐘広告から~香りビジネスの次の戦略~

2018年6月5日、新聞の一面を存在感のある広告で問題提起し、社会的に大きな賛同を得たことはまだ記憶に新しい…

この広告が消費者間で広まり、当日のテレビCMから一変しました。

そして、広告掲載から1か月、新たな商品戦略も垣間見えてきました。

社会問題に一石を投じた≪その名は「香害」≫

シャボン玉石けんのホームページ:https://www.shabon.com/kougai/☜に詳細な記載があります。

この毒々しい広告に、ついつい目が釘付けになった消費者も多いことでしょう…

この広告の賞賛たる理由は、大手企業を敵に回してでも〝消費者の健康を守りたい〟という企業理念を貫いてきた姿勢です。

ホームページ内には、「香り付き洗濯洗剤に関する調査」の結果や、柔軟剤や洗剤による健康被害の事例集もあります。

そして、リンク一覧には、患者団体・大学病院も並び、厚生労働省やその他の地方自治体まで名を連ねていることにより、説得力を増していることが伺えます。 “臭気判定士と「香害」≪消臭・除菌ビジネス≫に注意!警鐘広告から~香りビジネスの次の戦略~” の続きを読む

心身ともに健康に

市長「タバコは薬物」に議員が反論|日本禁煙学会が見解

福島県郡山市の6月定例会にて、品川万萬里市長が「タバコは薬物」と答弁したことを巡り、真意を問いただすなど発言を訂正し謝罪を要求する議員がいらっしゃいました。

そもそもことの発端は、6月4日に日本禁煙学会の医師が品川市長を表敬訪問、2020年11月に開催される日本禁煙学会の学術総会の協力を依頼したときのこと。

その際「タバコは嗜好品ではなく薬物。市民の健康を守りたい」などと、医師と市長との間に対話があったことに対し、市議が批判したという内容です。

医学的に「タバコは薬物」であり、謝罪を要求する議員の認識が誤りなのです。 “市長「タバコは薬物」に議員が反論|日本禁煙学会が見解” の続きを読む

心身ともに健康に

「香料アレルギー」香りの強さの問題ではない|天然香料と合成香料|香害

「香り」と聞くと、割とポジティブな印象を受けやすい日本…良いイメージを連想させることが多いのではないでしょうか。

「良い匂い」を「香り」と表現し、逆に「悪い匂い」の場合は「臭い」の字を当てることが多いですよね。

昨今、「香り」をエチケットとして身にまとう企業戦略にのせられ、香り付き製品が日常生活に溢れています。

よって「香り」という商品名の付いたものは、嫌がられるはずはない・・・と思い込みがちです。

もともとフレグランス文化も未熟で、規制もない日本で、様々な健康被害を訴える方々が急増しているのはもうご存知のはず。

しかし、まだ根本的な理解を得られていない〝香害問題〟を、香料という点にフォーカスしてみようと思います。

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心身ともに健康に

香害とは|定義について~対処しないとどうなる?正しく知ろう

最近、「香害」という言葉が広がりつつあり、社会問題化しています。

文字から「香り」を連想させ、日本で「香り」には良いイメージしか持たないため、健康被害を訴えても相手が全く取り合わない、それどころか切実の症状を訴えた側が「我慢が足りない」「個人のわがままだ」「逆スメハラだ」とさらに立場を追いやられることさえあるという現状です。

香りによる公害...これを『香害』と呼ぶようになったが、将来的に「化学物質過敏症」患者増加の序章にすぎないと指摘されています。

化学物質過敏症☜」ときくと、化学物質恐怖信仰の方と勘違いされやすいのですが、2009年に日本でも病名登録された紛れもない病気です。〔化学物質過敏症支援センター;http://www.cssc.jp/

 

「香害」を感じ体調に変化を自覚してる方、実はもう 化学物質過敏症予備軍 だと危機感をもちましょう。

また、ご自身は香りを害と思っておらず、好みの香り製品を使っていたとしても突然発症してしまう可能性もあります。

家族や友人、職場の同僚だけでなく、動物にとっても有害なため大切なペットを失くしてしまったという話まであります。 “香害とは|定義について~対処しないとどうなる?正しく知ろう” の続きを読む

心身ともに健康に

日本はクサい・・・≪たばこ・柔軟剤・消臭剤≫実はアメリカより強烈

日本に帰国すると、まず感じるのが異様なクサさ・・・

特に電車では各々がまとった臭気が混ざり合い充満し、芳香剤だらけのトイレにいるかのような車両。

帰国したらまず寿司食べようかなどと楽しみにしていましたが、その食欲も失せる程のニオイが充満し年々さらに酷くなっていると感じます。それは私だけが感じてることではなく、一緒に帰国(入国)した知人らも深刻に感じる程です。 “日本はクサい・・・≪たばこ・柔軟剤・消臭剤≫実はアメリカより強烈” の続きを読む

医療, 心身ともに健康に

【受動喫煙】こんなに深刻だった!あさイチ~放送を見て~

【受動喫煙】どう減らす?|NHKあさイチ|2018年3月19日(月)

本人がたばこを吸わなくても、他人のたばこに煙にさらされる「受動喫煙」。本当に健康に及ぼす影響をご存じですか?・・・

 

前週から事前情報が出回り、医療関係者や患者団体など期待を抱きつつも、一方、また業界団体の圧に屈する結果になるのではないかという不安も入り混じりつつ本放送を視聴した方も多いことと思われます。

たばこ業界からの圧力とスポンサーとしての影響力から、これまで多くのメディア(テレビ、新聞なども含む)は踏み込むことができなかった情報でもあります。NHKは公共放送でありながら、これまで利権を害する具体的な表現をさせてきた印象があります。

今回、時間という制限がありつつも、国家の統制からも自立し、公共の福祉のための放送として責務を果たしたと評価する声も多く聞こえます。

国営放送であったのなら、JT筆頭株主の財務省やたばこ議員連盟からの干渉により、今放送はおろか国民の健康が犠牲になっているなど一切知らされることは無かったかもしれません。また今回、番組内でたばこ議員連盟に触れ、視聴者も驚く情報になったことはキャスターの反応からも明らかで、受動喫煙対策に反対する日本の政治の闇に気付いた視聴者は多くいたと思われます。 “【受動喫煙】こんなに深刻だった!あさイチ~放送を見て~” の続きを読む

医療, 心身ともに健康に

香害病院~ニオイは大事な情報源~

香害病院という言葉聞いたことありますか?ここ数年、香害、スメハラ、柔軟剤マーキング・・・生活の中に溢れる香りに嫌悪感を抱く言葉をよく耳にします。本来香りとは無縁なはずの病院ですが、近ごろ無意識にも芳香性製品の安易な使用が多くなり、体調不良で訪れる患者をさらに苦しめているようです。

急な応援でとある医療機関に赴いたところ、院内に充満する香りに驚きました。患者が家庭より持ち込む香りも一部あるでしょうが、忙しい業務の中で職員がフローラルの香りをまとって院内を小走りに仕事をしています。このとき、香害病院という言葉を思い出し、患者の健康に不都合な結果しかもたらさないと痛感したしました。

医療従事者であれば職務理由上「香水は禁止」は当然のことと認識しているはずですが、香り付き・防臭機能付き商品が氾濫するなかで抵抗感が薄らぎ、次第に院内に持ち込むようになってしまったと考えらます。ヨーロッパなどでは、アロマオイルは単なる癒し雑貨ではなく、医薬品として流通し一部の国では医師、薬剤師のみ精油をブレンド(調剤)・販売(投薬)が認められています。いわば、医療従事者は、揮発性有機物質(香り)によるの影響を甘く考えてはいけない立場にあり、不特定多数の方々に揮発性有機物質を吸引させてはなりません。 “香害病院~ニオイは大事な情報源~” の続きを読む

心身ともに健康に

完全禁煙の空間を求めて情報収集~求人情報から考える~受動喫煙|環境たばこ煙|

先日、環境たばこ煙による受動喫煙症について書かせて頂きました。医療関係者でも、喫煙とPM2.5の関連性についてまだ余りご存じない方も多いようで、驚いております。

医療従事者は厚生労働省が施行する各種国家試験に合格し、その免許証を有する有資格者です。厚生労働省HPに記載のある情報であれば、真剣に話を聞いて下さるはずです。たとえ医師でも人の子、何でも知っている神様ではなく一人の人間です。健やかな生活を送れるよう、医師ー患者ともに二人三脚で努めていくパートナーです。

先日の関連記事

職場のたばこ煙で困ったときに|受動喫煙|二次・三次喫煙|環境たばこ煙|

今回は、確定申告で立ち寄った役場にハローワークの相談窓口があったので、いろいろな喫煙環境の確認にも使えるのでは…と思いつきました。

仕事を相談する場所ではありますが、雇用保険受給者資格証など確認を求められることなく、在職中の転職先さがしにも利用は可能です。また、ハローワークに赴けば、求職者登録をしなくても多くの情報を入手できます。もちろん、ネット環境さえあれば自宅でも検索することは可能ですが、求職者登録をしないと件数は制限されてしまいます。

最近、採用条件として非喫煙者のみ採用することにした企業も増えてきたことが話題になっていることもあり、近隣での求人情報を調べてみました。

求人情報の検索から、いろいろと考えさせられることがありましたので書いていきたいと思います。 “完全禁煙の空間を求めて情報収集~求人情報から考える~受動喫煙|環境たばこ煙|” の続きを読む

心身ともに健康に

PM2.5測定器について≪比較的安いもの≫一覧まとめ

PM2.5濃度を調べたりするには、公官庁ホームページや各地方自治体などが公開しているデータや予測値を参考にできます。最近では、ニュースや天気予報などで注意喚起もされます。


環境省大気汚染物質広域監視システム

(そらまめ君)・・・空をマメに監視します。

 

日本気象協会 ≪PM2.5分布予測≫

-=-=各種スマートフォンアプリ対応=-=-

 

・・・など、身近に情報を得る方法は多々あります。

環境省 は、PM2.5環境基準を「1年平均値 : 15μg/m3以下 かつ 1日平均値 : 35μg/m3以下」(平成21年9月設定)☜とし、

行動の目安としては、1日平均値(35μg/m3)の2倍である 70μg/m3 を目安 に、

1日平均値の予測が70μg/m3以下の場合、特に行動を制限する必要はないが、病気がある人や高齢者、子どもは体調の変化に気をつけること

1日平均値の予測が70μg/m3以上の場合、不要な外出はできる限り控え、高齢者や子ども、そして循環器や呼吸器系の病気がある方は特に慎重に行動すること

と注意喚起をしています。

しかし、外出を控えようと判断したとしても屋内のPM2.5濃度の方が高い場合もあり、その場合は必ずしも屋内に居ない方が良いのです。

また、屋内の空気清浄機がしっかり作動してるのか、確認のために購入される方もいらっしゃいます。 “PM2.5測定器について≪比較的安いもの≫一覧まとめ” の続きを読む