縁結びや子宝神社で有名になりましたが、家族を守る神社として参拝者にとても人気の川越氷川神社です。
戌の日には、非常に多くの参拝者で混み合い、
「縁結び玉」を求めて全国から女性が集まるパワースポットともなっています。
ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが主祭神に祀られています。非常に強い力で家族を守ってくれるとして、厄除けに氷川神社を訪れる人も多いです。
厄年の厄除けには、家族を連れて行くものでは無い…とする地域などあるようですが、
氷川神社にはスサノオノミコト夫妻が祀られおり、家族を強い絆で守ってくれる神社でもあります。
お祓いで家族全員の家内安全を祈り、
厄年の人には厄祓い、
長寿祝いには無病息災を祈願したり…
家族全員の健やかな日々を守ってくれます。
もともと、各々人生の節目に、ずっと見守って頂いたのが日本古来からの八百万の神です。古来より親しまれてきた日本の文化を大事にして来た方なら、老若男女問わず特別な思いがあることかと思います。
その場に家族全員で参拝されるのは、
なかなか日程等合わず難しいかもしれません。
しかし、
祈願申し込み書に家族全員の名前を書けば、一緒にご祈祷して頂くこともできます。
一緒に暮らしている方や、家族全員の1年の家内安全を祈願してお参りしましょう。
家族全員の名前の載ったお札と、
人数分のお守りを頂けます。
このお札を家族が集う部屋や、
あるいは神棚があれば、そちらへ。
また新しい1年の家内安全を見守ってくれます。
受付にて、
生まれ年を確認し、祈願申し込み書の書き方を伺いましょう。
こちらの紫色の厄除けのお守りが、厄から守ってくれます。
厄が明けたら神社に持って行き、
感謝の気持ちを込めて参拝しましょう。
厄を流す人形(ひとがた)流しをし、厄・穢れを清めてもらいましょう。
できれば、
大厄とされる数え42歳男性と33歳女性は、
前厄・本厄・後厄と厄明けの感謝の4回が理想とされます。
なかなか4年連続でお祓いに行かれるのは、お忙しいかと思いますが、
代理の方がご家族の家内安全と厄除けのご祈祷を執行えるなら、
1度だけでもご本人を連れて行きたいですね。
賀寿祝いのお札で無病息災を祈願し、御守りを頂けます。
神社側からするとオプションのようなものかもしれませんので、
祈願申し込み書を別途記載し、受付で申し出て見て下さい。
これまで元気に過ごせてきたこと、
めでたい年を迎えられたことを神様に感謝すれば、また1年健やかな年が遅れそうですね。
また、
賀寿祝いでご祈祷すると、専用の絵馬を用意頂けます。
「神恩感謝」の絵馬を頂き、
祝いの年を迎えられたご恩を神にひたすら感謝し奉納しましょう。
生まれる前から両親の安産祈願に始まり、人生の節目や成長祝い、祈願に参拝したり、
ずっと我々の暮らしに寄り添ってきた神様に感謝する文化は、とても美しいと感じました。
厄除け、方位除け、八方除けについては、生まれた年から該当する年に当たるか確認します。
その神社の考え方など、よく伺ってみると良いと思います。
長寿祝い(賀寿)については詳しく定めておらず、数え年での年回りであっても、満年齢でも、受け付けてもらえるようです。
還暦を迎えた時点で、俗世の厄から離れた命の営みとなりますので、
年を重ねる喜びを胸に、これまでの人生の営みを感謝することができれば、
数え年であろうと満年齢であろうと、神様は細かい事を気にしませんね。
一般的には、節分までに新年のお祓いをすませ、立春(24節気の第1節気)を迎えます。
できればお祓いをすませ、旧暦での1年の始まりを迎えられれば良いのですが、
なかなか忙しく都合がつかなかったり、喪中で神社への参拝を控えたりする方も中にはいらっしゃいます。
そんな方の為は年中、各種ご祈祷を受け付けてもらえますので、
あまり六曜や時刻にもこだわらず参拝してみてはいかがでしょうか?
もともと縁結びのパワースポットで有名なこともあり、川越観光の外国人観光客もよく訪れるようななりました。
レンタル着物を着付けてもらった外国の方々が、楽しそうに散策する姿を見かけると、
微笑ましく思います。
また、老人ホームから車椅子の方々もマイクロバスで乗りつける光景も見られます。
境内に、段差などの足元への配慮があり、
身体に不安のある方でも参拝しやすいような工夫が感じられます。
構造上のバリアフリーだけでなく、言語のバリアフリーも進み、いろんな方々に親しまれる工夫が感じられます。
とある戌の日、
多くの妊婦さんやそのご家族が安産祈願をしに訪れ、大変混雑していました。
そんな妊婦さんやお子様連れが多くいらっしゃる境内で、煙草を吸いながら出歩き、ご祈祷の時間待ちをしている父親達が多いこと…
川越氷川神社の人気が高くなり参拝者が増えることは良い事のように思いますが、
一定の割合でマナーが悪い人がいるとし、多く人が集まるところには必然的にマナーに気の使えない人数も多くなります。
外国人観光客が多くなることでマナーを問題視する風潮がありますが、
日本に観光にいらっしゃった方々の方が、日本古来の神社信仰に敬意を払っているように感じます。
公衆の面前で煙草を吸うことに慣れすぎてしまった日本の慣習は、
諸外国の方からはマイナスな印象です。
さらには、妊婦さんら安産祈願で多くの家族連れで混雑する中、境内の歩きタバコは罰当たり以前の問題だと感じます。
氷川神社は、東京都や埼玉県近郊に多くあります。中でも縁結びで有名になった川越氷川神社に、一度行ってみたいと言う人は多いと思います。
川越観光もかねて足を延ばしてみるのはいかがでしょうか?
毎月8の付く、8日・18日・28日は『川越きものの日』とされ、着物・浴衣を着た方に様々なサービスがあります。レンタル着物を着付けしてくれる呉服屋さんなどもありますし、ヘアセットもしてくれる店もあります。
着物姿で訪れる方が増える日に、その光景を見に来るだけでも十分楽しめます。