医療, 心身ともに健康に

化学物質過敏症の患者数が急増;「誰でも発症する可能性のある病気です…」

2018年7月13日、NHK東北の10分ニュースにて〝香りで苦しむ「化学物質過敏症」〟というタイトルで報道がありました。

全国放送では、NHKですら企業側に配慮した番組編成となることが多々あり、地方局の方が患者の現状に向き合った充実した内容になることはありません。

全国放送では、触れることが難しい内容なのかもしれませんが、今回の報道された推計患者数に驚愕した方も多いと思われます。

NHK 東北 NEWS WEB〔香りで苦しむ「化学物質過敏症」:https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20180713… “化学物質過敏症の患者数が急増;「誰でも発症する可能性のある病気です…」” の続きを読む

心身ともに健康に

市長「タバコは薬物」に議員が反論|日本禁煙学会が見解

福島県郡山市の6月定例会にて、品川万萬里市長が「タバコは薬物」と答弁したことを巡り、真意を問いただすなど発言を訂正し謝罪を要求する議員がいらっしゃいました。

そもそもことの発端は、6月4日に日本禁煙学会の医師が品川市長を表敬訪問、2020年11月に開催される日本禁煙学会の学術総会の協力を依頼したときのこと。

その際「タバコは嗜好品ではなく薬物。市民の健康を守りたい」などと、医師と市長との間に対話があったことに対し、市議が批判したという内容です。

医学的に「タバコは薬物」であり、謝罪を要求する議員の認識が誤りなのです。 “市長「タバコは薬物」に議員が反論|日本禁煙学会が見解” の続きを読む

心身ともに健康に

香害とは|定義について~対処しないとどうなる?正しく知ろう

最近、「香害」という言葉が広がりつつあり、社会問題化しています。

文字から「香り」を連想させ、日本で「香り」には良いイメージしか持たないため、健康被害を訴えても相手が全く取り合わない、それどころか切実の症状を訴えた側が「我慢が足りない」「個人のわがままだ」「逆スメハラだ」とさらに立場を追いやられることさえあるという現状です。

香りによる公害...これを『香害』と呼ぶようになったが、将来的に「化学物質過敏症」患者増加の序章にすぎないと指摘されています。

化学物質過敏症☜」ときくと、化学物質恐怖信仰の方と勘違いされやすいのですが、2009年に日本でも病名登録された紛れもない病気です。〔化学物質過敏症支援センター;http://www.cssc.jp/

 

「香害」を感じ体調に変化を自覚してる方、実はもう 化学物質過敏症予備軍 だと危機感をもちましょう。

また、ご自身は香りを害と思っておらず、好みの香り製品を使っていたとしても突然発症してしまう可能性もあります。

家族や友人、職場の同僚だけでなく、動物にとっても有害なため大切なペットを失くしてしまったという話まであります。 “香害とは|定義について~対処しないとどうなる?正しく知ろう” の続きを読む

医療, 心身ともに健康に

【受動喫煙】こんなに深刻だった!あさイチ~放送を見て~

【受動喫煙】どう減らす?|NHKあさイチ|2018年3月19日(月)

本人がたばこを吸わなくても、他人のたばこに煙にさらされる「受動喫煙」。本当に健康に及ぼす影響をご存じですか?・・・

 

前週から事前情報が出回り、医療関係者や患者団体など期待を抱きつつも、一方、また業界団体の圧に屈する結果になるのではないかという不安も入り混じりつつ本放送を視聴した方も多いことと思われます。

たばこ業界からの圧力とスポンサーとしての影響力から、これまで多くのメディア(テレビ、新聞なども含む)は踏み込むことができなかった情報でもあります。NHKは公共放送でありながら、これまで利権を害する具体的な表現をさせてきた印象があります。

今回、時間という制限がありつつも、国家の統制からも自立し、公共の福祉のための放送として責務を果たしたと評価する声も多く聞こえます。

国営放送であったのなら、JT筆頭株主の財務省やたばこ議員連盟からの干渉により、今放送はおろか国民の健康が犠牲になっているなど一切知らされることは無かったかもしれません。また今回、番組内でたばこ議員連盟に触れ、視聴者も驚く情報になったことはキャスターの反応からも明らかで、受動喫煙対策に反対する日本の政治の闇に気付いた視聴者は多くいたと思われます。 “【受動喫煙】こんなに深刻だった!あさイチ~放送を見て~” の続きを読む

心身ともに健康に

タバコで体調不良…困ったときに|受動喫煙症|PM2.5|環境たばこ煙|

最近では禁煙の飲食店が増え、たばこ煙のない飲食環境の選択肢も増えてきました。就業時間内の禁煙を定めた会社や、喫煙者を採用しないという方針をとる企業も増えてきています。

しかし、まだ職場や社用車、仕事上の付き合いでタバコの煙にさらされ、つらい症状も理解してもらえず退職に追い込まれるというケースもあります。会社の産業医が、従業員の健康を守るよう経営者に指示を出さないことも珍しくありません。

また、近所の病院にかかり相談しても、いまだに受動喫煙症 についてご存じない医療従事者さえいます。多少は受動喫煙について認識している程度の医療従事者でさえ『院内は禁煙となっているので…』と返され、二次喫煙(間接喫煙)三次喫煙(残留受動喫煙)にまで知識が及ばないことがあります。例え空気清浄機が稼動していても環境たばこ煙(ETS)に含まれる有害物質への暴露は免れません。 “タバコで体調不良…困ったときに|受動喫煙症|PM2.5|環境たばこ煙|” の続きを読む