ここ数年の消臭・除菌・香りブームにより、社会問題化しつつある〝香害〟という問題。
未だに「香りで体調不良になるはずないだろう」とイメージだけで根性論を持ち出されるような場面もあるようですが、この問題は〝香り〟という感覚だけの問題ではなく、規制されない揮発性有機化合物(VOC)による健康被害です。特定の人だけに一時的に起こる問題ではなく、いつ誰に発症し慢性期的な経過を辿るか分からない深刻な健康問題です。
これまで日本では多くの薬害や建設資材による健康被害、大気汚染や工場排水などの公害を経験してきましたが、その公害の歴史から何も学ぶことができていません。
新たな健康被害が広まりつつある中、やっとのことで各省庁の代表の方を集め衆議院第一議員会館にて院内集会を開催するところまでこぎつけるに至りました。 “【香害】国の対策は?緊急院内集会2018年5月22日|衆議院第一議員会館” の続きを読む