「香り」と聞くと、割とポジティブな印象を受けやすい日本…良いイメージを連想させることが多いのではないでしょうか。
「良い匂い」を「香り」と表現し、逆に「悪い匂い」の場合は「臭い」の字を当てることが多いですよね。
昨今、「香り」をエチケットとして身にまとう企業戦略にのせられ、香り付き製品が日常生活に溢れています。
よって「香り」という商品名の付いたものは、嫌がられるはずはない・・・と思い込みがちです。
もともとフレグランス文化も未熟で、規制もない日本で、様々な健康被害を訴える方々が急増しているのはもうご存知のはず。
しかし、まだ根本的な理解を得られていない〝香害問題〟を、香料という点にフォーカスしてみようと思います。