国の対応の遅さに痺れを切らし、香料や抗菌剤、煙草などの化学物質による健康被害が拡大の一途を辿っていることから、各地方自治体での独自の対策に乗り出す動きが多く見受けたれるようになってきました。
既に煙草による受動喫煙対策については、とても先進国とは呼べないような無法地帯であることから各自治体で条例を制定したりと議論も活発になってきましたが、受動喫煙による健康被害については、国(厚生労働省)からの実効性のある法規制にはなかなか至らず…。そこで日本禁煙学会の医師らが中心となって患者を守り、喫煙者も依存症の状態へと至らされた被害者でもあるという考えから活動されてきました。
その中で、たばこ煙による健康被害を「受動喫煙症」とし、これを「化学物質過敏症」の一部として診断するようになりました。 “香料自粛・化学物質過敏症の啓蒙ポスター|香害” の続きを読む